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書籍・DVD情報

鼓に生きる 歌舞伎囃子方 田中佐太郎

田中佐太郎/著、氷川まりこ/聞き書き 淡交社
縦19.6cm×横13.7cm 本文187p
2018年10月23日発行 定価¥2,700(税込)

先々代の家元 田中傳左衛門先生の薫陶を受け、
後世に残る三人のご子息を見事に育て上げた田中佐太郎さん。
私は同時代に修行したのでした。
    坂東玉三郎

歌舞伎の上演に欠くことができない音楽「歌舞伎囃子」。男子の後継者に恵まれなかった田中流の家元・十一世田中傳左衛門(人間国宝)は江戸時代から続く家の芸を愛娘・佐太郎に託す決断をします。父の厳しい教えを受けながら女人禁制の歌舞伎の世界で歯を食いしばって生き、三人の息子(亀井広忠、十三世田中傳左衛門、田中傳次郎)を一流の演奏者として鍛え上げた佐太郎。古稀を迎えた今、その半生を振り返ります。2017年月刊『なごみ』の連載を大幅に加筆。夫で能楽囃子葛野流大鼓方の亀井忠雄(人間国宝)、息子たちのインタビューなども交えて単行本化。