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團十郎が国立劇場前庭に「熊谷桜」を植樹

 3月9日(金)、国立劇場3月歌舞伎公演『一谷嫩軍記』に出演中の市川團十郎が、「熊谷桜(くまがいざくら)」を国立劇場前庭に植樹しました。

 「熊谷桜」は、熊谷次郎直実のゆかりの地、埼玉県熊谷市に縁の深い桜で、他の桜に先駆けて開花することから、先陣の項のあった直実にあやかって名付けられたといわれています。当月、熊谷次郎直実を勤める團十郎が、2月21日(火)に熊谷市を訪問した際、熊谷市役所に隣接する公演に国立劇場生まれの「駿河小町(するがこまち)」を植樹、その際熊谷市から贈られたのがこの「熊谷桜」です。

 国立劇場の前庭には、駿河桜(するがざくら)、駿河小町、仙台屋(せんだいや)、神代曙(じんだいあけぼの)、小松乙女(こまつおとめ)などの珍しい桜が、毎年見事な花をつけ、互いに競い合うように咲きほこり、桜の多い皇居周辺でも隠れた名所として知られています。今年は3月30日(金)から「国立劇場さくらまつり」が開催されます。詳しくは下記画像をクリックして、チラシをご覧下さい。