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公益社団法人日本俳優協会は、2012年８月27日、９月26日の２日間にわたり、第19回名題資格審査を実施しました。

名題資格審査は、歌舞伎俳優が名題俳優（名題役者ともいう）になる資格を得るための審査で、名題試験とも呼ばれます。この試験に合格して「名題適任証」を取得した上で、諸先輩やご贔屓、興行主など関係方面の賛同を得て、名題昇進披露を行った俳優が名題俳優となります。
今回は、８月27日に国立劇場伝統芸能情報館レクチャー室（東京）と国立文楽劇場研修室（大阪）で筆記試験、９月26日に国立劇場大稽古場で実技試験が行われました。日本俳優協会理事らで構成された審査員による厳正な審査の結果、下記の18名（五十音順、敬称略）を名題適任と認めました。名題適任証授与式の日程は現在調整中です。

　市川笑野
　市川猿紫
　市川喜昇
　市川弘太郎
　市川左字郎
　市川茂之助
　片岡千壽郎
　片岡千次郎
　片岡松次郎
　中村梅之
　中村壱太郎
　中村吉六
　中村梅枝
　中村橋吾
　中村萬太郎
　坂東新悟
　坂東巳之助
　坂東八大

※名題と名題下について、詳しいことはこちらのページもご覧ください。