トピックス

【尾上菊五郎】
皆様新年あけましておめでとうございます。昨年の春に引き続き初春芝居を、この国立劇場で勤めさせていただけると言うこと、非常に嬉しく思っております。また、今年は午年ということで、私、忘れてしまいましたが、何回目かの年男でございます（笑）。お芝居のほうも『三千両初春駒曳』と、馬に関係がございますし、中身も「大仕掛け」そして「奇想天外」な物語の進行と、いつものメンバーと一緒に考えながら創りました。どうか初春のお芝居を楽しんでいただきたいと思っております。

【中村時蔵】
例年に引き続きまして、国立劇場初春歌舞伎公演への出演、そして鏡開きさせていただけることを、大変嬉しく思っております。昨年の歌舞伎界は、良いこともありましたし、また哀しいこともありました。今年は、良いことだらけの年にしたいと思っております。そのためにも私たち歌舞伎俳優が一丸となり、干支の馬のように一生懸命走り抜ける事が必要だと思っております。一所懸命に芸道を精進して一年間を過ごしたいと思います。

【尾上松緑】
今回私は二役勤めさせていただきますが、それが菊之助さんの「父親」と「おじ」ということでございまして･･･今まで兄弟、恋人、敵同士、色々な役をさせていただきましたが、さすがに親子というのは、今回が初めてでございます（笑）。どうも、一昨年くらいから老けの役が非常に増えて参りまして、そちらのほうもぜひ、今年も勉強していきたいと思います。

【尾上菊之助】
本年も国立劇場で迎えさせていただきましたこと、本当に嬉しく思っております。また、初日より賑々しくご来場いただきまして、誠にありがとうございます。昨年は私にとりまして、公私共に激動の一年でございした。今年は午年でございます。昨年以上に跳ねて飛躍したいと思っておりますので、皆様どうぞ応援のほど、宜しくお願いいたします。