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勘九郎、七之助が「十八代目中村勘三郎を偲ぶ集まり」で思いを語りました


  「平成中村座 十一月大歌舞伎」に先立ち、平成中村座発祥の地記念碑のある隅田公園にて、「十八代目中村勘三郎を偲ぶ集まり」が催され、中村勘九郎中村七之助が思いを語りました

【中村勘九郎】
 父(十八代目中村勘三郎)が向こうに行ってしまってはや丸6年、七回忌を催させて頂けますこと、これもひとえに皆様の力があってのことです。こうして平成中村座で追善興行ができ、本当に私たちは喜んでおります。
 今、仲見世の御神輿を見て、父がこの浅草の地に帰ってきた気持ちになりました。そのパワーをもらって、十一月公演で一生懸命芝居をしてお客様を楽しませることが、父への孝行・恩返しだと思っています。中村屋一同、一生懸命勤めますので、どうぞよろしくお願いいたします。


浅草仲見世の御神輿も登場!


【中村七之助】
 丸6年経っても、浅草の人たちの父への愛は、本当に強いものだなと感じます。その愛に恩返しするべく、私たちは舞台で、思い切り、そして一生懸命勤めるつもりです。
 ここに初めて父の夢だった中村座が建ち、その中で生きた芝居が行われて、私たちも中村座とともに成長して参りました。実は中村座もお客様の支えの下、改良が加えられ、進化して参りました。月日の流れを感じるとともに、本当に思い出深い劇場です。