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十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台 歌舞伎座記者会見が行われました


 市川海老蔵が十三代目市川團十郎白猿(はくえん)を襲名し、長男の堀越勸玄が八代目市川新之助として初舞台を踏むことが決まり、1月14日(月・祝)に歌舞伎座にて記者会見が開かれました。
 世界中から日本が、東京が注目される2020年に、團十郎の名跡が7年ぶりに復活!歌舞伎の新たな時代の幕開けとなる襲名披露、並びに初舞台に期待が高まります。

【市川海老蔵】
 この度、十三代目市川團十郎白猿を襲名させていただく運びとなりました。歌舞伎界にとりまして大変大きな名跡でございます。この上は己の命の限り、懸命に歌舞伎に生きてまいりたいと思う所存でございます。

 團十郎はとても大きな名前ですから、皆様もイメージをお持ちですし、そのイメージも大事だと思っております。初代、二代目、そして七代目と、各々の時代に役者としてのみならず、人としても影響を与えた人物たちが團十郎家からは出ておりますから、そういう部分も意識して古典に向き合い、歌舞伎の道を歩んでいくと同時に、新年号になる時に襲名させていただくわけですから、時代に生きていることを多くの方々に感じていただけるような團十郎像を描いていきたいと思っています。

 白猿は五代目團十郎の俳名で、それには自身が父や祖父に比べまだまだ芸が足りないという思いがあったそうです。私もやはり父(十二代目市川團十郎)や祖父(十一代目市川世團十郎)にはまだまだ足元にも及ばぬという気持ちでおりますので、團十郎白猿という名に、これからもっと精進していこうという思いを含んでおります。

 勸玄は、襲名が決まる以前から新之助だと思っているところもあり、実は新之助よりも海老蔵を継ぎたかったみたいです(笑)が、まずは新之助という段階があるからという話をしました。
 これから成長していく上で、さまざまなことがございます。未熟な私が傍にいる中でどの程度支えられるかわかりませんが、彼がどのように逃げずに受け止めていくかが、彼の人生に関わってくるのかなと思っております。


「この度、父も名乗っておりました市川新之助の名跡を、八代目として相続いたします。どうぞよろしくお願いいたします」と元気に挨拶をした勸玄くん。これからやりたいお役を尋ねられると、「玉兎(舞踊)」や、父も演じた「幡随院長兵衛」と答えました。遊びよりもお稽古が楽しいという勸玄くんに、海老蔵も「お稽古が楽しいということは、より舞台が楽しいということなのかな?舞台が好きだということは、歌舞伎の家に生まれて良かったのではないのかな」と答えていました。

襲名披露興行は、2020年5月・6月・7月の歌舞伎座を皮切りに、全国各地で行われる予定です。