尾上松緑さんに芸術選奨文部科学大臣新人賞
令和3年度(第72回)の芸術選奨の受賞者が発表され、日本俳優協会会員・伝統歌舞伎保存会会員の歌舞伎俳優・尾上松緑さんが文部科学大臣新人賞(演劇部門)を受賞しました。
芸術選奨は文化庁が主催する顕彰制度のひとつで、昭和25年から毎年度贈られています。芸術各分野において、優れた業績を挙げた方、又は新生面を開いた方に対して、芸術選奨文部科学大臣賞、同新人賞が贈られます。
松緑さんは令和3年5月歌舞伎座『土蜘』や6月国立劇場『人情噺文七元結』、10月歌舞伎座『太刀盗人』などの演技が評価され、古典歌舞伎に軸足を置いて流行に左右されない篤実な歩みも注目されたことなどから、文部科学大臣新人賞が贈られました。
賞の詳細などは 文化庁のページもご参照ください。