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新橋演舞場 新作歌舞伎『NARUTO-ナルト』囲み取材が行われました


新橋演舞場8月公演は、 新作歌舞伎 『NARUTO -ナルト-』
公演に先立ち、初日前の8月3日(金)、うずまきナルト役の坂東巳之助、うちはサスケ役の中村隼人による囲み取材が行われました。

【坂東巳之助】
 全72巻という長大な原作を、完結させるということが目標でしたので、こうして舞台の時間の中に収めてみると、物語はどれも選りすぐり、全場面が見どころとなっています。「NARUTO-ナルト」ファンの方はもちろん、そうでない方にも楽しんいただける作品です。

 アクションも見どころですが、ナルトは物語にバトルが伴う作品です。戦いをすることで、キャラクター同士が気持ちを交換し、物語が前に進んでいきます。単に戦うだけではない、アクションが芝居の流れの中の大きな要素であることもこの作品の魅力の1つです。

 今回、うちはマダラを猿之助さんと、愛之助さんに交互出演していただきます。色の違い、個性の違いが出ていいますし、こだわりのポイントも違います。どちらのバーションも素敵ですので、ぜひ両方ともご覧頂きたいと思います。


【中村隼人】
 今回、『NARUTO-ナルト』を歌舞伎で初めて上演いたしますが、歌舞伎に出てくるような衣裳など、歌舞伎の要素ものもふんだんに出てきて、きっと漫画とは違う新しい魅力を持った作品になっていると思います。

 アクションはテンポが早く、歌舞伎には無いリアルさを追求した立廻りも多く出てきますし、舞台に本水が流れるシーンもあります。今回和楽器バンドさんが楽曲を提供してくださったので、歌舞伎の和のテイストの中に、ロックが混ざるというのも新しいと思います。エンディングに流れる書き下ろしの1曲は、特に期待してください。

 小さなお子さんは、大人になったナルト、サスケしかしらないんですよね・・・びっくりしました。ナルトの子ども時代を知らない、そういう子どもたちにも分かりやすくできているので、夏休みに劇場に遊びにきてもらいたいと思います。
 そして・・・“写輪眼”のために、人生で初めてコンタクトを入れ、異物感にびっくりしています(笑)。