歌舞伎を読む 雅の巻―宮廷の光と影
大矢芳弘/編著 森話社
縦18.8cm×横12.8cm 本文432p
2020年9月23日発行 定価¥4,180(税込)
歌舞伎の名台詞と名詞章を楽しむアンソロジー
「雅の巻」は、古代史を描く王代物
大和路と平安期のものがたり
■本書の特長
※「歌舞伎を読む」は、主に今日上演されている作品を中心に、「物語」のテーマごとに一巻にまとめたアンソロジー。
※原作から台詞と詞章を大胆に抜粋し、その場面の状況設定を現代語で補って読みやすくした。
※脚注では、言葉の意味や洒落の説明だけでなく、登場人物の役柄や、役者の芸の見どころ聞きどころも分かるようにていねいに説明。
■収録作品
「雅の巻」は、古代史を描く王代物の巻。大和路と平安朝のものがたりを収録
【第一章 大和路の風景】妹背山婦女庭訓/中将姫古跡の松/良弁杉由来
【第二章 平安朝の文化】競伊勢物語/倭仮名在原系図/小野道風青柳硯/積恋雪関扉
【第三章 揺らぐ王権】雷神不動北山桜/菅原伝授手習鑑/奥州安達原/暫