澤村大蔵さんご逝去

2019.09.26 発表・会見

立役の大ベテランとして活躍していた、日本俳優協会会員、伝統歌舞伎保存会会員の歌舞伎俳優・澤村大蔵(さわむら・だいぞう、本名:中村康則=なかむら・やすのり)さんが、9月17日(火)午後6時11分、敗血症・慢性閉鎖性肺疾患のためご逝去されました。享年80歳。ご葬儀・告別式は9月27日(金)午前10時から、東京都杉並区梅里の堀ノ内斎場で執り行われる予定です。喪主は澤村田之助さん、喪主代理は澤村由次郎さん。

※お香典、お供物の儀は固く辞退申し上げます。
※お問い合わせ先 松竹(株)歌舞伎座宣伝部 03-3543-6858

【略歴】
昭和13年生まれ。32年関西歌舞伎で初舞台。47年11月に澤村田之助門下となり澤村大蔵と改名。平成12年1月新橋演舞場『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』の奴奈良平ほかで名題昇進。
古風で個性的な実力派として、どんな役でもさりげない存在感を見せた。昭和43年3月国立劇場奨励賞ほか多数。平成11年第5回日本俳優協会賞。最後の舞台は平成29年6月歌舞伎座『名月八幡祭』の家主。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

※大蔵さんの芸歴などは こちらのページ もご覧ください。