坂東玉三郎さんが日本芸術院新会員に

2019.12.02 襲名・昇進

令和元年度の日本芸術院新会員に、日本俳優協会常任理事・伝統歌舞伎保存会理事の歌舞伎俳優・坂東玉三郎さんら7人が選ばれました。12月15日付で文部科学大臣より正式に発令される予定です。

日本芸術院の会員には芸術における功績が顕著な人が選ばれ、新会員も含めると会員数は102人になります(定員120人)。第一部(美術)・第二部(文芸)・第三部(音楽・演劇・舞踊)の3つの分野があり、歌舞伎俳優は第三部の会員となります。玉三郎さんは歌舞伎女形を代表する一人であり、活躍が歌舞伎の舞台のみならず他の舞台芸術や映像との交流にも及んで国内外で高い評価を得ていることや、後進の育成にも熱心に取り組み、自身が当たり役としている役を若手の歌舞伎俳優に伝承することに尽力していることが評価されました。

歌舞伎の関係者では他に、能楽囃子方の亀井忠雄さんが選ばれました。

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