尾上菊之助さんに芸術選奨文部科学大臣賞
令和4年度(第73回)の芸術選奨の受賞者が発表され、日本俳優協会会員・伝統歌舞伎保存会会員の歌舞伎俳優・尾上菊之助さんが文部科学大臣賞(演劇部門)を受賞しました。
芸術選奨は文化庁が主催する顕彰制度のひとつで、昭和25年から毎年度贈られています。芸術各分野において、優れた業績を挙げた方、又は新生面を開いた方に対して、芸術選奨文部科学大臣賞、同新人賞が贈られます。
菊之助さんは令和4年5月歌舞伎座『土蜘』、3月国立劇場『盛綱陣屋』のほか10月国立劇場『義経千本桜』では岳父中村吉右衛門に学んだ平知盛、父菊五郎の教えを受けたいがみの権太と佐藤忠信実は源九郎狐という立役の大役三役を的確に演じ分けたことなどが評価され、文部科学大臣賞が贈られました。
賞の詳細などは 文化庁のページもご参照ください。